2013-09-06

小児の治療について

一次反抗期のお子さんの治療は、正直やりにくいです。

本人が嫌がらないことを第一に考え、心を開いてもらえるように工夫します。

イヤだという気持ちになると、体が硬く閉じますので、治療は出来ません。

無理強いしないで、自宅でお母さんが出来る方法を伝えます。


どうしても治療が必要なお子さんは、自分でも理解されてますから、

治療させてくれことが多い気がします。


病名は、内臓疾患や運動器疾患など様々ですが、この時期の特徴としては、

成長痛があります。 


成長痛は心配ないが、筋肉の使い過ぎによるオスグッド病は治療が必要のようです。

カチカチになってる筋肉を緩める治療をしたことがあります。

身体は合理的な動きをすれば、柔軟な筋肉で痛むことなくパフォーマンス出来ます。

緊張の度合いが高いお子さんが増えているような気がします。

刺激が多いのでしょう。

どうか、心も身体もリラックスする時間を与えて上げて下さい。


そして、お子さんはお母さんの気持ちと同調しますので、

お母さんもどうか、ご自分の心と体をリラックスする時間を作ってください。


お子さんは笑っているお母さんが大好きです。

家事は少々手抜きでいいんです。



2013-09-05

赤ちゃんの治療について

最近は気候が安定しない日が続いています。

地震、突風や竜巻、突然の雷雨、一日で目まぐるしく変わります。

変動するにしてたって、もう少し優しく変化してくれないかと、空を見上げて願ってます。

皆さんは如何お過ごしですか?  



十数年開業してますと、たまに1才未満の赤ちゃんを治療することがあります。

そのときの感想を書きます。


便秘気味という赤ちゃん

   ・ベビーマッサージでは、オイルをお腹につけて優しくさすりますが、

    私のやり方は、赤ちゃんのお尻を手のひらで抱えて優しく揺らします。

    ブランディーグラスを手のひら全体で、温め揺らすイメージです。

    骨盤の中にある小腸、大腸を揺らすのです。

    そして、子犬の肛門を親犬が舐めてウンチを促すように、

    肛門に優しく手を当てて、ゆっくりと刺激します。 

    (服の上からですよ。そして絶対に強くはしません。)

    お母さんが家で出来るよう、詳しく教えます。


斜頸や股関節脱臼のような症状の赤ちゃん

   ・筋肉の強い緊張がありますので、無理なく解してあげます。

    寝ている時、または授乳をしてる時に治療します。 

    気持ちよいので、大抵は泣くことはありません。

    ある程度改善したら、お母さんが出来る方法を伝えます。


お母さんは子育てに一生懸命なので、

お母さんの気持ちが楽になるような話をしながら治療します。

時間内だったら何でもご相談くだされば、分かる範囲で話します。


 12才までは、2,000円 (約20分) です。


次回は、幼稚園から小学生ぐらいの話をします。



2013-09-04

膝・股関節の治療について その2

前回は膝関節痛について書きましたので、

今回は股関節痛について書きます。


図を挿入できれば簡単なのですが、まだその準備がないので

分かりにくいでしょうが言葉で説明します。 (人体図を検索して、眺めながら読んでください)

足の大腿骨と骨盤との関節を 股関節と言います。

大腿骨はボールペンのような細長い棒状の骨です。

ボールペンのノックは真上についているので、押す力がストレートに先に伝わります。

しかし、股関節は大腿骨の真上ではなく、斜め上にあります。

重力による垂直の力を引き受けるには、かなり不安定な形だといえます。

また球関節なので、大きく自由に動けます。

自由度が高いというのは利点ですが、ちょっとしたことで捻じれちゃうという欠点にもなります。

股関節がコキン、コキン鳴るとか、開きにくい方はけっこういらっしゃいます。

そのままにしていると、膝や足首、外反母趾が痛くなったりします。

関節のどの方向が詰まっているのかを考えて、痛くない程度に回してほぐしましょう。

温めるのも有効です。


イメージできましたでしょうか。  また書きます。


2013-09-03

膝・股関節の治療について

関節の痛みは、

関節を不自然な角度で動かし続けることによって発症します。

無理な方向への屈曲によって、関節に炎症が起こり、

それを冷やすために水が溜まってきます。

炎症によって痛みが出ることもありますが、

溜まった水が邪魔して可動域が狭まることにより、痛む場合もあります。


病院で水を抜いたら治ったと言う人は、

すでに炎症が収まっていて、水が回収されていない状態にある人です。


水を抜いても、痛みが消えない人やすぐに水が溜まる人は、

炎症が治まっていない状態にいるということです。

炎症が治まらないのは、関節が正常な位置からずれているからです。


私の治療方法は、詰まっている関節を優しくほぐしていきます。

そのやり方をどう表現したらいいのか、思いつきません。

受けられた方は、初めての感覚だって言われます。

とにかく気持ちよいので、大抵の方は寝ちゃいます。

なんか宣伝みたいになっちゃったので、もうやめます。


いろんな治し方があります。

ご自分で合う方法を見つけるとよいでしょう。

そのヒントになってたら嬉しいです。

では、また。