2014-04-23

身体に気がめぐる

鍼、灸、指圧は、東洋的身体論によって施術をします。
皆さんが知っていらっしゃるのは経穴(ツボ)や経絡ですね。
経穴(ツボ)は気が出入るりする場所、経絡は気が流れる通路です。
胃が悪いのに足の三里というツボに鍼やお灸をして治すというのは、
良く知られた治療法です。これは足三里(ツボ)から、鍼や灸を使って
胃の患部まで「気」を流すことで、胃を元気にさせているのです。

例えばお腹の病気を手足で治したり、足が痛いのにお腹を治療するのは、
身体をひとつの小宇宙と考えるからです。
ペルー沖の海水が上昇すれば日本が冷夏になるというエルニーニョ現象のように、
ある現象が遠く離れている地域に大きく影響を与えるのと似ています。
ひとつの地球内で起こっているのだから、当然のといえば当然です。
病気も一人の人の体内で起こっていることなので、
離れているところに作用するのは当然です。そして相互に作用するのです。

まぁ難しいことは考えないで、身体の内部のうごめくのを感じてください。
身体の内側に何かが流れていく感じを見守ってください。
気持ち良いと思います。感じながら寝ちゃってもかまいません。

私は体と会話しながら、治療を進めていきます。
頭はお休み。体が主人公の時間です。


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2014-04-16

高血圧について

こんにちは。  今日は血圧について書きます。

3/26の「ためしてガッテン」はご覧になられましたでしょか?
  「タオルを「2分握って1分休む」で高血圧対策に!
その根拠を「握るのをやめた瞬間、血液がどっと流れ出す刺激により血管壁の内側が刺激され、血管をやわらかくする物質・NO(一酸化窒素)が出るため血圧が下がるのだと考えられています。 」とされています。
成る程と思いました。

私はこんな風に考えました。以下は私の解釈です。
血圧が高くなるのは血管が硬くボロボロなるからというは、皆さんご存知でしょう。
血管も筋肉だというのは、言われてみれば当たり前で、納得されると思います。
そして血管は筋肉の間を走っています。
ですから血管は勿論、周りの筋肉が柔らかくなると、血流はスムースになって血圧が下がる、と思いました。

どういうしくみであろうと、効果は認められてますので、やってみてはどうでしょう。

私は血圧を測るときには、ギューと締め付けられると同時に「ハァー」とゆっくりと息を吐き出しながら、手先の力を抜きます。
すると血圧は下がります。
私の血圧は100mmHg 以下です。 でも手足は暖かいし、問題ありません。
私の場合は「気を流している」から、かなりコントロール出来るのかもしれません。
でも筋肉を緩めることを体が覚えると、ある程度は血圧は下がると私は思います。
血圧を測るときがあれば、ぜひ試してみてくださいませ。


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