2014-08-04

暑い日が続いています。いかがお過ごしですか?

夜になっても気温が下がらないので、寝苦しい日が続いていると思います。
シャワーを浴びたり、クーラーだけでなく扇風機を上手に使って、体を冷やす工夫をなさっていると思います。
またお水もこまめに取っていらっしゃると思います。
それらはとても大切なことです。

ただ過ぎると、お腹は思っているよりも冷えて、胃が荒れたりします。
時には温かいものを飲んだり、胃にやさしい消化のいいものを食べるようにしてください。
クーラーの部屋は足元が冷えます。
扇風機で空気をかき混ぜたり、お灸する人ならば足の三里にお灸してください。

「頭寒足熱」という言葉をご存知ですか?
頭はクールダウンして、足の方は温かくしてね、という古人からの教えです。
体の温度は、一律じゃないのです。
のどが渇いて、お水が飲みたいけれど、胃はポチャポチャという時は、水を飲まないで、喉の奥まで広げながら、喉を冷やすような気持ちで、うがいをしてみて下さい。
そして頭や顔・首を保冷剤で冷やしてみてください。
飲むことより効果的なときもあります。
(とはいえ、脱水症状には気をつけてください。)

とにかくこの酷暑をご一緒に乗り切りましょう。
読んで下さって有難うございます。

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2014-07-05

人工透析について

人工透析されてる方の話をします。
今まで何人かの方を見させていただきました。
以下の方は特定の方ではありません。

週に4回、1回4時間かけて透析されるようです。
両足がムズムズで辛そうでした。
持病の治療をしながら、ご自分で出来るアドバイスをしました。

血液は、身体の先端まで栄養を運んでくれます。
そして腎臓や肝臓まで、老廃物を運び回収してくれます。
両足がムズムズするのは、老廃物たっぷりの汚れた血が足に溜まったままで、回収されないからです。
透析でキレイになった血が末端の足に到達するのは、溜まった血を心臓に返さなくては出来ません。

ですから透析する前に足を十分に動かして、溜まっている血をほぐすしておきます。
すると足に溜まった血が回収されやすくします。
「こういう話は医者はしてくれない。」と言われてました。
機械が何でもやってくれるから、すべて任せておけばいいという考えは、自分の身体を人任せにして、自分を省みないことになります。
お医者さんを信頼しながらも、自分で出来る身体に良いことはどんどんやっていきましょう。
なにしろ何ものにも変えがたい、ご自分の身体ですから。

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2014-06-19

患者さんの最近の傾向

こんにちは、SAWAです。

うちにご来室くださる患者さんは、赤ちゃんから年配の方まで幅広いです。

そして来てくださった方が、お友達を紹介して下さることがよくあります。

ですので同じ職業の方が多くなる時があります。

また、遠くから来てくださる方もいらっしゃいます。

紹介された遠くに住んでるご親戚の方が、お見えになるのです。

家族でいらっしゃる方もいらっしゃいます。

でも最近は、HPを見て来ました、という方が・・・・・。

有難うございます。

これからはちゃんと書き込みたいと思います。

身体のしくみを書いていこうと思います。

読んで良かったと思っていただけるようにしますので、もう少しお付き合いくださいませ。


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2014-05-21

はり・きゅう・しあつ・マッサージ師になった理由

みなさん、こんにちは。


私がはり・きゅう・しあつ・マッサージ師という職業を知ったのは、

出産後のおっぱいの出が悪かったので、おっぱいマッサージをしてもらった時です。

身体の不調だけでなく、心も楽にしてもらいました。

初めての子育てで不安でいっぱいの心を落ち着かせてくれたのです。

素敵な仕事だなって思いました。


思い返せば、

私はなぜか踊りが大好きで、4歳から日本舞踊を習い始めてました。

(しかし10年弱続けましたが、反抗期と名取り問題が重なってやめちゃったんです。)

成人になっても身体感覚を感じるのが大好きで、

気功やヨガ、ベリーダンス、野口整体、野口体操、橋本操法など 色んなことに手を出してました。

でもそれが仕事になるなんて思わなかった。


国家試験に合格すれば、身体感覚を追求することが仕事になる。

しかも人に喜んでもらえる仕事だ。

そう考えて私は、鍼灸・マッサージ学校に入学したのです。

つづく




2014-04-23

身体に気がめぐる

鍼、灸、指圧は、東洋的身体論によって施術をします。
皆さんが知っていらっしゃるのは経穴(ツボ)や経絡ですね。
経穴(ツボ)は気が出入るりする場所、経絡は気が流れる通路です。
胃が悪いのに足の三里というツボに鍼やお灸をして治すというのは、
良く知られた治療法です。これは足三里(ツボ)から、鍼や灸を使って
胃の患部まで「気」を流すことで、胃を元気にさせているのです。

例えばお腹の病気を手足で治したり、足が痛いのにお腹を治療するのは、
身体をひとつの小宇宙と考えるからです。
ペルー沖の海水が上昇すれば日本が冷夏になるというエルニーニョ現象のように、
ある現象が遠く離れている地域に大きく影響を与えるのと似ています。
ひとつの地球内で起こっているのだから、当然のといえば当然です。
病気も一人の人の体内で起こっていることなので、
離れているところに作用するのは当然です。そして相互に作用するのです。

まぁ難しいことは考えないで、身体の内部のうごめくのを感じてください。
身体の内側に何かが流れていく感じを見守ってください。
気持ち良いと思います。感じながら寝ちゃってもかまいません。

私は体と会話しながら、治療を進めていきます。
頭はお休み。体が主人公の時間です。


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2014-04-16

高血圧について

こんにちは。  今日は血圧について書きます。

3/26の「ためしてガッテン」はご覧になられましたでしょか?
  「タオルを「2分握って1分休む」で高血圧対策に!
その根拠を「握るのをやめた瞬間、血液がどっと流れ出す刺激により血管壁の内側が刺激され、血管をやわらかくする物質・NO(一酸化窒素)が出るため血圧が下がるのだと考えられています。 」とされています。
成る程と思いました。

私はこんな風に考えました。以下は私の解釈です。
血圧が高くなるのは血管が硬くボロボロなるからというは、皆さんご存知でしょう。
血管も筋肉だというのは、言われてみれば当たり前で、納得されると思います。
そして血管は筋肉の間を走っています。
ですから血管は勿論、周りの筋肉が柔らかくなると、血流はスムースになって血圧が下がる、と思いました。

どういうしくみであろうと、効果は認められてますので、やってみてはどうでしょう。

私は血圧を測るときには、ギューと締め付けられると同時に「ハァー」とゆっくりと息を吐き出しながら、手先の力を抜きます。
すると血圧は下がります。
私の血圧は100mmHg 以下です。 でも手足は暖かいし、問題ありません。
私の場合は「気を流している」から、かなりコントロール出来るのかもしれません。
でも筋肉を緩めることを体が覚えると、ある程度は血圧は下がると私は思います。
血圧を測るときがあれば、ぜひ試してみてくださいませ。


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2014-02-21

思い出の気持ちが古傷に残ってる

急に寒くなりました。  皆さんはもう冬支度はお済ですか。
今日はちょっと変わった話です。

ヘパーデン結節によって手の指が変形しかかっていて、
痛みを訴える患者さんを治療した時の話です。
関節の固まりを改善するよう治療した夜、
亡くなった家族同然のワンちゃんのいつもやっていた身震いの音が聞こえた、そうです。

治療していると、そういう話はよく聞きます。
20年以上経った盲腸の傷を治療していると、その時に付き合っていた人の話をされたり、
赤ちゃんの時についた傷の治療の時は、泣きそうな声でなんだか興奮されたり、
怒りが出てきた人もいらっしゃいました。

身体の傷口とともに、その時の痛みや辛さという感情も縫い付いちゃったのでしょう。
身体と心は繋がっているのです。
やはり痛いときや悲しい時は、思う存分にその感情を発散した方が良いようです。

治療によって、思い出が蘇るときは、できるだけ静かに聴きます。
思い余って感情が溢れて涙を流される時は、ティシュペーパーを渡します。
気持ちを発散してすっきりしてもらいます。
そして患者さんが感情が高ぶっている時は、
感情移入しすぎて依存関係にならないよう気をつけてます。

治療家は技が良いことは当然ですが、
病気で気持ちが弱っている患者さんを依存させてはいけません。
時々自問して、気をつけるようにしています。



2014-02-14

退院してからの治療について

随分間隔があいてしまいました。

ブログを書くことを習慣にしたいのですが、まだ何かがうまくいかないなぁ。

治療で感じたことや皆さんに役立つことを書きたいのですが、

患者さんの症状をそのまま書くのは、法律で禁止事項になっています。

ですから少し手を加えて、人物が特定できないようにしなければいけません。

患者さんを守ることは最優先です。それは当たり前です。

でもあまり手を加えると、嘘を書いてる気分になって、気持ちが乗らない。

その兼ね合いが上手くいかないのです。

まぁ、とにかく書いていくことでコツを掴むしかないのでしょう。


さて、今回は 入院治療で酸素注入されていた方の話です。

病気は完治されて退院なさったのですが、どうも微熱が取れない、

ということで治療にいらっしゃいました。

調べてみると、喉から肺にかけて邪気(ビリビリ、チリチリ感じます)がありました。

顔にむくみがあります。

それらを取るように治療をすると、むくみが取れ気分も良くなりました。

治療中にこの原因を考えました。


気管に異物が入らないように蓋をするように動く機能が、

今回の酸素吸入時のチューブによって、動きが鈍くなったことが原因じゃないかと思いました。

この患者さんは、若い頃に甲状腺の手術をなさっているのも、一つの要因でしょう。

次回はそれを踏まえて、首の筋肉を柔軟にすることに重点を置きます。

もちろん今回同様の全体治療もします。

加えて患者さんには、舌を出す運動や首のマッサージ法をお伝えしました。


皆さんにお伝えしたいのは、

入院や手術で病気が完治なさったあとに、

全体のバランスを回復する為のはり・きゅう・しあつ治療は有効だということです。

宣伝になっちゃいましたね。


気になることは何でも話していただいて、トータルに患者さんの身体を見て

私なりの判断をお伝えします。


また近いうちに書きます。